ヘッドフォンブック2011を買った

GizmodoJapanでこのような記事が載っていて、それをみて買ってしまいました(笑)

もともとヘッドホンとか欲しいな〜と思ってたんですよね。
で、たまたまこの記事読んで、イヤホンとかヘッドホンってどんなものがあるのか知れると思って買おうと思いました。
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学生にとって2000円って高いですよね。でも、付録でハイエンドのオーディオメーカーが設計したイヤホンがついてくるという事だったので、買ってしまいました。出版社の思う壺だな…
本はまだしっかりと読んでいないんですけど、11万するイヤホンとかあるんですね!しかもオーダーメイドで!いやぁビックリです。


肝心のオマケです(笑)
ファイナルオーディオデザインというメーカーが設計した、Piano Forteというものです。
よく見かけるゴムのイヤーピースがないのが珍しいですね。ファイナルオーディオさんいはくイヤーピースも音質を低下させる原因らしいです。知らなかった。

見た目はこんな感じです。
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外面はプラスチックで形成されているのでなんとなく安っぽい印象をうけます。

とりあえず試聴。

ウォークマンに直刺しで聴きました。
ホーンスピーカーの原理を応用したということです。手元にある昔買った2000円程度のイヤホンと比べると、少し広がりがあるような印象を受けました。その反面、全体的に少しこもった音でした。中域の音はしっかり出ているのですが、高音が弱いな〜と思いました。
ケーブルのタッチノイズはほとんどありません。

その後

5時間ほど鳴らしっぱなしにしておきました。(エージングのつもり)
さて、どうでしょう?気のせいかもしれませんが、多少変わったと思います。
全体的にこもった音には変わりないです。解像度は微妙に増しました。中域がいい感じに鳴っています。低音は量こそ少ないもののメリハリがあって嫌な感じじゃないです。高音はやはり控えめですが少し聞こえます。
高音の鳴り方が悪い時「サ行の音が耳に突き刺さる」という表現がありますが、これはそのような嫌な感じがないです。よく言えば温かい感じの音、悪く言えば少しこもった音という感じでしょう。全体がぼやけすぎてしまうというほどではないです。
夜静かな部屋で聞いてみたところ、ノイズが目立ちました。インピーダンスが低いせいですかね。
ウォークマンはそこまでノイズは乗らないと思っていたのですが…

まとめ

  • 低域と高域を抑えめにして中域の音を柔らかく引き出したイヤホンです。
  • 迫力ある音が好きな人にはちょっと合わないかなぁと思います。
  • ピアノやオーケストラがメインの曲に合いそうです。
  • 優しい音なので、聴き疲れしない音です。落ち着いてゆっくりしたい時にピッタリです。

僕はどちらかというと高音がしっかり出る迫力のある音のほうが好きなのですが、こういう音も悪くないかなぁと思いました。

11万するイヤホンってどんな音なんでしょう?
機会があれば聴いてみたいものです…