Dockerを使って仮想環境を作ってみた

最近、Docker*1が盛り上がっているようなので、僕も試してみました。
とりあえず簡単に使ってみたので、簡単に動かすところまで流れを書いておきます。
この記事を参考にしました。

Dockerとは

dotcloudが公開している、オープンソースの仮想化ソフトウェアです。LXCとAUFSがベースになっています。

環境構築する

VirtualBox上で動いているUbuntu12.10で試してみました。
インストールは、

$ curl get.docker.io | sh -x

で終了です。
インストールされたのを確認するために、

$ docker

と打ってみます。
長々とヘルプが表示されればOKです!
超簡単ですね!

使ってみる

$ sudo docker run base /bin/echo "Hello World"

これで、base(Ubuntu)のイメージで、コンテナを作成し、そのコンテナ上で"Hello World"と出力します。
初回はイメージをダウンロードするのでその分少し時間がかかりますが、もう一度実行してみてください。2回目以降は、コマンドを打った瞬間に実行結果が表示されます。速いですね!!

シェルを使ってみる
$ sudo docker run -i -t base /bin/bash

これでbashを使って操作ができます。
exitすれば終了できます。

まとめ

最低限しか紹介しませんでしたが、全てのコンテナは実行を終了しても内容は保存されているので、それを使って再度実行したり、gitのようにcommitしてイメージを作成したりもできます。
実行しているコンテナのポートを外部に公開することもできるので、VPSの中でサービスごとにコンテナを分けて複数の環境を使い分けたりできそうですね。
面白そうなので、もう少し使い込んでみようと思います。

あと、Dockerのクジラさんかわいいですね!

*1:https://www.docker.io/