プログラミング初心者が一番簡単にプログラミングを体感できる環境を考えてみた

ここ最近、他学科、他学部の友人に「プログラミングってどうやるの?難しそうだよね。」みたいな話をよくされます。今日もリプライで聞かれました。

自分なりに最も簡単にプログラミングができてかつ、興味を持ちやすい環境はなんなのか考えてみました。
初めて勉強するプログラミング言語は何が良いのか?という議論は、プログラミング経験者が集まるとそこそこ盛り上がる話題で、C, Java, Javascript, Ruby, Python, HSP, Scheme…色んな言語が挙がります。
どの言語にも特徴はあって、向き不向きや癖があったりするのですが、今回はProcessingという言語を紹介します。

Processingは、電子アートやビジュアルデザインに使われる言語で、「電子スケッチブック」としても使われています。これがブラウザ上で使えるProcessing.jsという環境があるのでこれを使ってみます。
以下の内容をコピーしてもらって、メモ帳に貼り付けて、template.htmlという名前で保存します。

そして、そのtemplate.htmlをダブルクリックすると、たぶんブラウザが立ち上がって、以下のようなグレーの四角形が表示されます。これで準備は完了です。


プログラムとして機能しているのは、12〜14行目の3行だけで、残りは外枠のようなもの(プログラマはよく「おまじない」といいます)です。

// ここから下にプログラムを書く

などと書いてある場所がありますが、これはコメントで、「//」以降の文はプログラムとして認識されず、何でも書けます。
さらに、以下の内容を同様に保存してブラウザで開くと…

こんな感じになります。

絵が表示されました。保存したファイルをメモ帳で開きなおして、コメントを読んでみると、どんな事が行われているのか、なんとなく想像がつくのではないでしょうか。まずは数字を適当に変えてみたり、命令を増やしてみたりどんな事が起きるか試してみるといいと思います。

ここからが一番おもしろくなる所なのですが…あまり書くと長くなってしまうので、需要があれば別の記事で解説をしようと思います。
動くサンプルを書いてみたので参考にしてみてください。


一番おもしろい場所を省略してしまってアレな感じがしますが、少しでもプログラミング面白い!と思ってくれる人が増えたらなと思います。